そうこうしているうちに近づいてきた春休み私たちの一大イベントでもある。
なぜならもうすぐ待ちに待った遊園地だからだ!!
楽しみで仕方ないほんとに明日なんだと思うと楽しみで仕方なかった。
明日が来るのが楽しみで授業が頭に入ってこなかったなんて言ったら空咲花は怒って勉強しろ!!!!と言うだろう。
あー…春休み明けるとテストなんだよなと思いながらも楽しみなものは楽しみなので今日は早く寝ることにした、明日の準備はもうしてあるし大丈夫だそして、部屋の電気を消しベッドに潜って私は目を閉じた。



そして、目を開けると朝になっていて今日だー!と思い時計を見ると3時だった早すぎたかとも思ったが眠くはないよかった
まぁ待ち合わせ時間が早いんだけどね
どうして、あんなにも早いかというと遊園地がめっちゃ遠くそして、すごく混んでしまいチケットが買えないかもしれないからだ。
そして、人混みが嫌いな空咲花はあまりにも多いと顔が真っ青になり後が楽しめないため早く行くことにしたのだ。
まぁ、あと交通のことも考えてだあまり満員電車は乗りたくないという皆の意見も踏まえそれになり皆の了承は得ているので大丈夫だろう皆起きてるのかなと思いながら服に着替えそして、家を出た。
待ち合わせ場所には、空咲花と行く約束で家の前にはもう空咲花の姿があった。
「早いね〜、おはよ」と言いながら近づいて行くと空咲花がこちらに気づいておはよと返事をした。

「じゃあ、行こっか」「うん」という感じで2人で待ち合わせ場所へ向かった。
「もう、皆いるのかな〜」という私の疑問に空咲花は
「もう、高杉君と翔君はいるらしいよけど、龍星は予想通り寝坊だって少し遅れるかもって焦りながらまだ眠かったのに目覚ましの代わりに起こされたチッ」と若干不機嫌な空咲花が言った。
「あー、やっぱりかというか、舌打ち聞こえたけど私の空耳かな?空咲花さん?」と言うと馬鹿なの?と返された。
「はい、すいません空咲花さん」と言ってこの話には触れないようにしようと朝から冷や汗をかいた。

そして、待ち合わせ場所へ行くとやはり翔君と高杉君がいた。
けど、まだ龍星はおらずまた空咲花は舌打ちしていて朝から龍星やらかさいで〜と隣からイライラオーラ振りまく空咲花さんを早く鎮めたかった。
そうして、10分してやっと来たので空咲花の腹パンが飛んでいったのは言うまでもない。
男子達も当たり前だなと言いながら駅機向かっていった。
そうして、電車に乗ったはいいが座るのどうする?という話になった
「……私、高杉君とちょっと話したいことあるから隣いい?」と空咲花が高杉君に声をかけていた高杉君は「い、いいよ!」とどこかぎこちないがなんとか返事をしていた
あ、これはもしかして…これはもしかするともしかしちゃうのだろう私はニヤニヤしていたのか空咲花が冷たい目線で見ていた。
すいません、もう見ませんさて、私はえーとという時に翔君が龍星一緒に座らね?といっていたので私は一人なのかなと思っていたが…
「4人座れるところあるから美玲もどう?」
と、翔君が私も誘ってくれた。
それがほんとに嬉しくて
「うん!」と大きな声が出てしまった。
そして、3人でのんびりとあの2人のことを話した。
「やっぱり、あの2人付き合ってるのかな?」と私が純粋な質問をすると
「いや、付き合ってないけど所詮両片思いってやつだろ?」と龍星
「あ、そういえば高杉が空咲花のこと気になるって言ってたぞ」と翔君が言うので2人してまじかって大声を出してしまった。
「じゃあ、あの2人くっつけてみようよ」と美玲が思いつきいいねと2人が返してどうしてやろうと3人はウシシと笑いながら作戦会議をしていた。


その頃、2人はというと
「翔君と美玲どうやってくっつけてやろうね」
と空咲花がイタズラが思いついたような顔をしている。
「そうだな、席とかアトラクションとか色々隣にしてみるかさり気なく」
と高杉君もニシシと笑いながら楽しそうだ。
「いいね、じゃあそうしよっかwけど、どうして気づかないんだろうねお互い」と笑いながら考える空咲花
「さぁ?w当事者達だからじゃね?」と高杉君がハハッと笑いながら空咲花に言う。
2人は、翔と美玲をくっつけてみようという作戦会議を企てていた。
「うまくいくといいね〜」と空咲花は少し心配のような顔をしながら言う
「大丈夫、2人で何とか出来るよ!」と慰めるように言う高杉君
そうして、計画を立てていると乗り換えの駅についた。
「お、じゃあ降りよ」「うん」という感じで2人は降りた。

そして、あの3人は…
「よし、じゃあそうするか」
「うん、いいと思う」
「じゃあ、もう降りる駅だから降りよ」
と会話をし終え駅を降りた。


……
「あ、遅い何やってんだよ」と高杉君が言った。
「わりわり、話してたら降りるの遅くなった」と龍星達が小走りでやってきた。
「もう、時間ないんだから急ぐよ」
と先に行く空咲花
「あ、待って」と追いかける私に続いて皆が走る。

……
ピィー!!……プシューパタッ
「はぁはぁはぁ…セ、セーフ」
「セーフじゃねーよ!!ど阿呆!!ギリッギリじゃねーか!」
バシッ!!
「あ、痛っ!?」
「はぁ…自業自得」

そー、どうして私たちがギリッギリになったかと言うと数分前まで遡る。
「あ、やべっ!?定期落とした!!」
と駅につくなり龍星が気づいて言う
「はぁー!?!?今更何言ってんだよ!先行くぞ!!」と言うと「待って!!一緒に探せば早いから!」と空咲花に飛びつく
「マジありえねぇー…チッ探すぞ」
と空咲花が言うのでみんなして探すといっっっっちばん最初の所にあった。
そして、走ってなんとか追いついた
もう、空咲花はカンカンに怒り今席は1人で座っている。

「どうすんだよ、あれ」と翔君
「ちゃんと、謝れよ?」と高杉君
「はぁ…自業自得」と私
皆に、迫られしゅんとなる龍星
そして、やっと行く気になったのかよしと言って席を立ち空咲花の方へ行く。
まぁ、こんな空気で遊園地行ったって楽しくないから行かなくても行かせるけど無理やりと思っていたのでよかった

「わ、悪かっただから、機嫌直して欲しい…ほんとごめん!」と謝ったが
「あ?……あー、いいよいいよ」と言ってまたプイと窓を見てしまった。
「空咲花、みんなの所にいかないの?」
とおそるおそる聞いてみたが
「一人がいい」と即答されてしまった。
まぁ、次には明るくなっているだろうと思い龍星はみんなの所へ行った。


「どうだった?」と聞いてみると
「…な、なんとか」と引きっつた笑顔で答えた龍星
あー、こりゃこっぴどく叱られたなと思いながら目的地の駅についたので皆で降りた。



そして、ついにやってきました
「「遊園地だー!!!」」
と私と龍星がはしゃいでいた。
残りの3人は「ここが楽しいらしいよ」や「休憩いつする?」や「うるせー」と言っていた。
「もぉー、3人共テンションひっくいなーもっと上げてあげて!」と私が言うと
「はいはい、落ち着いて券買ってくる」と空咲花がスルーしながら券を買いに行った
「あ、俺もついてく」と高杉君もついて行き3人になった。


そして、しばらくすると人数分の券をもって戻ってきた。
「これ、何でも乗れる券だってよかったねそれがついてるセットあって」と言って少し予想していた値段安くなったらしく空咲花がお金浮いてよかったと喜んでいた流石お母さんと皆の声が揃った瞬間だった。

そして、門をくぐって
パラダイスへとgo!!
「何に乗ろっか」とすっんごい空いた遊園地でワクワクしながら私が聞く
「絶叫系なら、私パス一人で行く」とサッと手を挙げ宣言した。
「一人は却下なのでじゃあ、ゴーカートとかそこら辺行くか」と高杉君が空咲花の提案をズバッときってじゃあゴーカート行くかと龍星が言ったので皆でゴーカートへ向かった。


が……ここで問題発生
乗る座り方だ2人までという事でそして女子達が2人で乗るのもいいが遅くなるぞという2人にビシッと3人の男子の動きが止まり遅くなるとほかのに乗れなくなる!それは嫌だ!と龍星
との事でグーパーで決めることにした。
そして、組み合わせは何だか仕組んだのではというように

高杉君と空咲花
翔君と私
そして、ぼっち「ぼっち言うな!」
というふうに決まった。

……
「じゃあ、いってきまーす!」と翔君と私を乗せて出発
前には、先に出発した高杉君達がいる。
なんだかいい雰囲気で良かった。
私は、笑っていたのか翔君がなにニヤニヤしてんの?と言われてしまった。
「ん?いや〜、なんか前のところいい雰囲気で良かったな〜って思っちゃってさ!ふふふ」と言いながらまた私は笑ってしまった。
「あ〜、だな!ていうか、後ろのあのボッチは大丈夫かよwwwちゃんと、ついてきてんのかな?www」と私たちの後に出発した龍星を爆笑しながらついてきてるか振り返って見ていた。
そうして、きちんとついてきていたのか爆笑しながら前を向いて運転をした。


その頃、前の2人はというと

「やったね!大成功〜!!2人をくっつけられたよ!」と空咲花がはしゃぎながら後ろを眺めていた。
「だね!というか、龍星どんまいやんwww流石ぼっちww残念すぎるわwww」
と高杉君は、龍星のことで爆笑しながら運転していた。
「ふふふ、ほんとだねwwwというか、意外と言うかなんと言うか高杉君運転できたんだね〜すっごく、かっこいい」と空咲花は高杉君の運転さばきにまじまじと見ていた。
だって、ほんとに上手いのだから仕方ない現に1回も道からはみ出したりぶつかってはいないのだから
「そうか?普通だぞ?俺的に、後ろの運転さばきは見てみたかったかもww」と少し頬を人さし指で掻きながら顔を少し赤くする高杉君は目線が少し横向いた。

2人組の空気はとても付き合ってるように見えるラブラブ感満載だがこれで付き合ってないし2人共自覚すらしてないのだからタチが悪いだけど、今回の遊園地で進展がありそして距離が縮まるのはまだこの2人いや、4人は気づいてない。
それは、これからのお楽しみとして今を楽しもうではないか


「よっしゃー!着いた〜!!」
「ゴール!!だね!」と高杉君と空咲花は笑顔でゴーカートから降りた。
あれから、高杉君は1回も道からはみ出したりぶつからずゴールしたので運転上手いね!と空咲花が褒めたおしていた。
そして、それに続いて
「よし、着いた」
「やったね!」と翔君と美玲がゴーカートから降りこちらに歩きながら近づいてきた。
あれから、翔君はたまにぶつかったりするもきちんと運転してたと美玲が飛び跳ねながら空咲花に教えていたり
お疲れ様と高杉君が言っておうと翔君が返しどうだったと男子2人は、話していた。
だが、一向に帰ってこない龍星どうしたのだろうと思っていたらようやく帰ってきて遅かったなどうしたんだよと翔君が聞いていた。
そして、その理由を聞いて4人は同時に吹き出し爆笑した。


龍星がどうして遅くなったのかその理由は、何回もぶつかったり道からはみ出たりとさんざんだったらしい途中子供が先を追い越し笑われて泣きたくなったと顔を赤くしながら龍星は言った。

それは、もう腹筋崩壊するくらい笑った4人は次にジェットコースターに乗りたいと美玲が言い向かうことにはしたが空咲花が乗れないと顔を青く……いや、真っ白にしながら言うので一人でしたに待つと言ってすたこらとベンチへ向かっていった。

お言葉に甘えることにした4人は少し待たなくてはいけないがジェットコースターに乗った。


ジェットコースターも、終わり空咲花を呼ぼうと思ってベンチの方を見ると子供に話しかけられていて席を立ちどこかへ行ってしまった。
どうしたのだろうと4人ですぐに空咲花を追った。

「空咲花〜、その子どうしたの??」
と走りながら美玲が言った。
「あ、美玲……この子迷子らしくってだから少し探す皆どこか行っててもいいよ携帯はあるから大丈夫だよ」
と迷子になった子供の手をきちんと握りながら言った。