ガヤガヤと騒がしいクラス
いつもの事でもう慣れたそれに、初めてあった時よりも皆肩の力は落ち気楽に友達もつくって授業も話し出してとほんとに充実しとてと楽しい学校生活をおくっている。

そして、私も例外ではなくとても楽しい学校生活をおくっているし友達も出来た。
周りよりは、少ないかもしれないがこれでもいいと空咲花は言うので問題ないだろう。空咲花は、人見知りがあるのでコミュニケーションは人より何倍も頑張らないと取れない。
私よりも、友達は多いのにと思うが勝手に来たと言うので皆魅力に気づいたなと思った。


これでも、頑張ってるよとイラつきながら言うが説得力ないからね。


私は、これでも長年の付き合いだからわかる。


空咲花は、私をたてにコミュニケーションをとっている。


だからこそここまでなんとか耐えれたがあまりにも人数が多いとこの子は周りから外れるから…



ほんと困ってしまうが人嫌いで高校に入ってから何故か人の事が信じられなくなったらしいそして、この子は高校から少し病み始めた。



ストレスを抱えながら自分の悩みは内に秘め人の悩みは最初に聞き自分を後回しにするため周りも心配を良くする。



だから、迷惑をかけてほしいし相談もしてほしいがこの子は大丈夫と一点張りなためどうしようもできないだから無理するといつも泣いたりとかイライラしたりするためその時は近くにいたりするがこの子は泣いた後大丈夫と言ってまた笑うのでほんとにいつか壊れるのではとヒヤヒヤする所もある。



そして、そんな友達もいるがもう一人友達がいる。
その人は、男子で黒木 龍星(くろき りゅうせい)だ。


ちょっとバカでアホでいつも空咲花に頼りまくっているダメダメ男子である。



だけど、どこか頼りになるところがありたまに空咲花の事を止めてくれるところがあるので助かってはいる。



けど、この人が一番許せないところが一つある。


それは、コイツはリア充なのだ。
まじで、破滅しろ!とか思ってしまった。


それに、付き合っているのがまさか私たちの友達だとは思わなかった…

空咲花から、教えてもらったのだがコイツと遊んだ日に私の友達とコイツの友達を誘い遊ぶことになったらしくその時に一目惚れをしたらしい

そして、まさか会って2、3回で付き合うのはどうかと思う。


マジでありえないと思い友達を止めようとしたのだが友達も友達でどうかしているのかため息しか出なかった。


そうしてうだうだしてる間に結構な月日がたった。
ほんとに、未だ惚気に付き合わされるのはどうかと思う。



そうして見ていると、空咲花もだがコイツらの喧嘩やデートまで何から何まで一緒に付き合わされているらしいそれは、ほんとに可哀想としか思えなかった。



今度、何か空咲花におごって……あ、お金なかったやごめんねと心の中で謝りながら一人悶々と考えていたら頭にチョップされた。



地味に痛いよ、空咲花



「……聞いてましたか?ちゃんと、聞いててよ美玲が遊園地行きたいって言ったんでしょ?私は、絶叫系無理って言ってるのに無理やり…」とブツブツ文句を言う空咲花はさておき


「ごめんって、考え事してたの〜…あ、どうしよっか!お金ないから来月くらいになるかな?」
と言うとそうだねと龍星が賛成した


「俺も、金ないし…そういえば、3人で行くの?男子ひとりは嫌だよもう一人だけでも誘お!」と龍星からの急な申し込み



「はぁー!?…まぁ、いいけどさ〜誰誘う気?」と空咲花が飽きれながもOKしているので私もういいってことにして頷いた。



「うーん……歌楓は?」と言うが私たちは即座に却下!!!!と言った。


「女子それだと三人になるわ!馬鹿なの?阿呆なの?あ、アホかごめんね〜」といつもの空咲花の毒舌が入ったが歌楓(かえで)という人は本名 猫本 歌楓(ねこもと かえで)龍星の彼女である。



遊園地で、バカップルと一緒にいたくないわ!!と空咲花が怒ったので即座に消えた。
後で、龍星はあ、そっかてか、空咲花怖いと言ったがほんとにアホだと私も再確認した。

で、話を戻し


「……で、どうするの?次、歌楓ってまた言ったらお前の頭かちわるぞ」とイライラMAXな状態なので流石に言わないよと龍星も焦ってた。


「うーん…じゃあ、翔は?」と言った。


私は、その名前を聞きえと声を出した。
翔とは、本名 河本 翔(かわもと かける)


龍星の友達でとても仲がいい笑顔がとても可愛く静かな印象でとてもモテる
そして、今日の朝桜の道で会った。



「いいんじゃなーい?翔君来るかわからないけどね」と苦笑を浮かべる空咲花


確かにと私が返すとあー…だなと二人とも賛成の意見
そうなのだ、翔君は付き合いが悪い


どっか遊びに行こと誘ってもバイトとか言って遊べなかったり気が向かないと行かないだから今回も無理かと思った。


流石に聞いてみないとわからないよなと話になり翔に話しかけようとした瞬間

キーンコーンカーンコーン



朝のSTの始まりチャイムが鳴り席に着くと同時にガラガラと扉が開いて先生が入る。

私たちの担任は、男の先生で須和先生だ。



明るくて生徒の人気者悩みはちゃんと聞いてくれるし空咲花にとっての唯一の話し相手になっている。


体育や保健、総合などの主な教科を担当しているので須和先生の授業は楽しく女子生徒にもモテとてもいい先生でこんな先生はどこにもいないだろうと言わざる得ない。



そんな、須和先生が「席替えするぞ!」と二カリと笑って言うので生徒はやったー!!と言った。
席替えのやり方はクラスそれぞれで私たちの席替えはくじ引きだった。



私は、いい席が当たりますようにと願掛けをしてから席を立ちくじを引いた。



私の席は、窓から1列離れ後ろから2番目だ
とてもいい席に当たったなと思ったその時後ろに座ったのは龍星だった。


2人でやったね!と言っていると左側に座ったのは空咲花だった。


ドヤ顔でこちらを見たので2人で吹き出しながら3人でやったね!と盛り上がった。

そして、残るは右だけだなと思ったその時
隣に、翔が座ったのだ。



(嘘!ほんとに!?なんか、嬉しい)

顔を真っ赤にしながら空咲花の方を向くと分かってるというように微笑ましいというように笑っていた。



「よろしくな」と横から声がし見てみると翔が話しかけていたので
「よろしくね」と返した。



ほんとに嬉しく須和先生がじゃあ、ST終わりなと言ってクラスから出ていくと同時に騒がしくなる教室
そして、やったねー!と声を聞きながらも私の頭の中はパニック状態だった。



そうしているうちに教科の先生が入りチャイムが鳴って授業は終わった。



それとほぼ同時に、龍星は翔に声をかけ遊園地行かね?と聞いていた。


空咲花は、本を読んでいて望んでいた一番端っこの一番後ろの窓側の席で嬉しそうだったのが顔を見てわかり邪魔しちゃ悪いかなと思っていたら龍星がまじか!?やった!という声にそちらを向くと龍星が「翔、いいってよ!やったな!」と言った。

それを、聞いていたのだろう空咲花がまじかという顔をしていた。



私はというと「ほんとに?」と同じく驚いた



「うん!やったな!」と龍星が言ったのでほんとなんだと再確認してやったー!と無邪気に喜んだ。




「けど、龍星いつだよ」と翔が聞いてきたので「来月だよ」と言うと分かったと言ってそのまま私たちのところにいるのでなにか話そうと思うが話題が思いつかない。




困っていると空咲花が気づいたのか


「じゃあさ、4人でいいかな?」と空咲花が言った。


「うん、いいんじゃね?あまり人いてもな…」と龍星が返す。



「それもそうだね」と空咲花は返し「じゃあ、何時どこ集合にする?」と言ったので皆でうーんと考えていると



トントン


肩を叩くような感覚がありうしろを振り向くと龍星の席の隣の高杉 蛍(たかすぎ ほたる)
がいた。

「どうしたの?」と聞いてみると




「俺も、話に入りたいんだけどいい?」と高杉君が言うのでいいよと言って5人で話をした。



そうすると、高杉君が何の話をしていたの?と聞くので遊園地の話と言った。



「遊園地か、いいね俺そういえば遊園地中学校から行ってないや」


高杉くんは、少し上を見て思い出すように目線を上にしながら答えた。


「なら、一緒に行かない?」と珍しく空咲花が誘っていた。



空咲花が誘うならいいかなと3人は納得したのか高杉君の方を見る。



皆の、目線を浴びながら高杉君はいいの?と驚いていた。



「いいよ、別にあまり大勢で行く訳では無いから」と空咲花が言った。



「なら、行きたい!」と言ったので5人でどこに集合するか決めたと同時にチャイムが鳴ったので席についた。


授業も終わり皆それぞれ部活や帰りどこ寄るかと言いながらクラスを出ていき数人だけが残っていた。



空咲花が、今日どこか寄ろうよと言ったのでいいねと言って2人でクラスを出ようとしたら待って俺らも行くと3人の男子が近寄る。



「え、めんどいまたね」と空咲花にバッサリ切られながらもいいじゃんと龍星は近寄り最終的に5人で学校の近くの喫茶店に行った。




「ここの、パンケーキ美味しいから2人で食べようと思ってたのに」とブツブツ文句を言う空咲花



「ごめんねぇ〜許して」と全く謝った気配のしない龍星は空咲花に脳天直撃のチョップをくらっていたのは言うまでもない。



5人それぞれのパンケーキと飲み物を注文し終えると遊園地の話や今日あった学校の話に盛り上がっていた。


その時だった。

「ねー、連絡先交換しない?」と翔君から言われ顔から火が出そうだった。



けど、平常心を保ちながら「いいよ」と言って交換した。



嬉しくて舞い上がるのをなんとか止めてると
「いつでも、電話とかメールとかLINEしていいから」と言うので「ありがとう、私もいつでもいいよ」と言った。



それを、言い終わるやいなやパンケーキと飲み物が運ばれた。




「美味しそうだね〜、盛り付け綺麗」と空咲花が目を輝かせながら言っていた。


空咲花は、製菓専門の学校に行くと決めていて勉強を頑張っている。



ほんとに、真面目だなと思うが子供達に配ったり一緒に作りたいという夢があるため頑張っているので私も応援している。




そして、皆で思い思いに思ったことを言い合いながらパンケーキを食べ勧め美味しかったね〜と言っていい時間だしそろそろ帰るかと誰かが言ってお開きになった。



そうして、日が沈み夜空に空が染まりそうそろそろ私たちは曲がらなくはという時に
「私、こっちだからまたね」とすたこらと歩いて行く空咲花



「え、こっちじゃないの?」

といつもなら、途中まで一緒に帰るはずなのに……そう思っていると



「今日、買い物頼まれてるから…ごめん」と眉を下げて申し訳ないという顔で言って空咲花が去ろうとした瞬間



「女子一人じゃ危ないよ俺、ついてく」と高杉君が言った。



「悪いしいいよ、じゃ美玲頼んだ」と言うが「ダメだって」と高杉君は止める。



両方とも譲らない。
けど…


「はぁ、わかった…家帰る」と空咲花はいって戻ってきた。


それを聞いて、高杉君はいいの?と聞いていた。



「大丈夫、近くにコンビニとかあるから」と言って先に歩いていってしまった。



確かに、近くにコンビニはある。けど、ホントにいいのだろうかと周りはずんと重くなった。



それに、気づいたのか大丈夫だってと明るく言っていた。


そうして、曲がり道になり



「今度こそ、じゃね」と言って空咲花は先へ行く。
私も、またねと言ってさろうとしたら



なんとも普通に「え?送ってくよ?」とまたまた高杉君が言った。



そうして、翔君も龍星もうんと頷いた。



さも当たり前のように言うのでえ、、と2人とも反応するのに間ができてしまった。


「いや、大丈夫」と空咲花は言った。



けど、高杉君は「いいよ」と言って引かなかった。


「けど……」と言ってまだなにか言おうとする空咲花
それを、止めるように「まぁまぁ、いいじゃん甘えときなよ」と龍星が割って入ってきた。



「……わかった」とどこか腑に落ちない顔をしながらじゃあ、どう分担してついて行くかとなり家が遠い空咲花に高杉君と龍星が家が近い私は翔君がというふうになった。



「……じゃあ、またね」と言って空咲花は先に「「またね!」」と明るく言って2人は後を追っていった。