……朝
チュンチュンと鳥のなく声を目覚ましに目を覚ました女の子
「……ふぁ〜…今、何時だろ?……ってもうこんな時間!?やっば!」
と慌ただしく部屋を出ていった。

トントントントン
とこ気味のいい音を聞きながら私は、急いで階段を降りていく。
私は、山下 美玲(やました みれい)
高校1年というか、もうすぐで2年なんだけどね
……とそうしているうちに時間が迫っているので急いで朝ごはんを口の中に押し込む
ほんとに、お母さんは作るのが遅くて困ってしまうよ。
とお母さんの方を見ていたその時…

ピーンポーンとインターホンが鳴った。

「はーい!今、行く!待ってて!」と言った。
これは、やばい絶対怒ってると少し冷や汗をかきながら急いで準備をして家を出た
「いってきまーす!」と行ってから扉を開けるとそこには想像通りそして、予想通りと言っていいほどニコリと笑いながらあ、でも目は笑ってないから〜あはは
の顔をしながら怒りマーク貼っつけていかにも怒ってますよ感を醸し出しながら現れました。

「…あ、あははー…ごめんね、遅くなっちゃってテヘッ許して?」と私も、喧嘩売るようなことしているがいつもの事でこの私の友達は許してくれる……はずだ!!うん!!大丈夫!!きっと!!

「……おーそーいーんーでーすーよー…美玲!!!!いつも言ってんだろ!!おせぇーんだよ!何分待ったと思ってんだ!私も、遅刻するわど阿呆!!」とまぁー、なんて女子なのに汚い口を聞いてるのか…ほんとに
「まぁまぁ、ごめんって〜そんな口調にならないの〜めっ!だよ?」と宥めながら茶化してしまったが気にしないいつもの事だからねキラッ

……痛い目で見ないでねそこの君これ、通常運転だからうん、ごめんなさいすいませんだからいなくならないでー!!
とまぁほんとに話は戻って〜
「……はぁー、もういいや行くよ」と言うからうん!と返事をして私達は学校へ向かった

そういえば、まだ友達の名前言ってなかった
この子の名前は、水野 空咲花(みずの はなび)
とっても、優しくて頼りになる女の子
確かに、口は悪いが困った時には頼りになるし男子とだって女子よりは仲がいい…コホン……けど、ちょっと天然な所があってあわてんぼだがそれでもそれ以上に人が苦しんでたり何か変化があったら相談にのってくれる悲しんでたら側にいてくれるという男子だったらどれだけいいか…と何回も思ってしまったほどだ…だが、女子!!
そして、際手付にこの子は…なんとツンデレ!!!!はぁはぁ…ちょ、ちょっと興奮が…
という、ほんとにこの子すんごいのよそして、気づいていないだろうがこの子は影ですごくモテるこの子は気づいてないけど…
鈍いのだ……けど、きちんと人の気持ちは考えるし笑うとこの子はほんとに可愛い(男子曰くスゴくがつくほどらしい)

そんなこんなでこの子とは、小学校からの付き合いなのでかれこれ長年つきあっているのでお互い通じ合えるところも増えとても嬉しい

そんなことを思っているとニヤニヤしていたのか空咲花は怪訝な顔をしながらこちらを見ていた。

「……何見てんの?早く行かないと遅刻するって言ってるでしょ?もっと、ペース上げろってば!これで遅刻したら後で覚悟しとけよ?」とまた、イラつき始めたので正直に考えていたことを話した。

「えぇー、ひっどーい!空咲花の事考えてただけなのにー!」と言ってみると
「はぁー!?な、何言ってんの!?/////バカ!?バカなの!は、早く行くよ!///」
と真っ赤な顔をしながら走っていってしまいまたニヤニヤしながら待ってよーと言って追いついた。

そして、追いついたと同時に目に付いたのが桜の舞降る真っ直ぐな道だった。
とても、綺麗で道が一変ピンク色に染まっていた。

「わー!綺麗〜!!」と私ははしゃいで道まで走った。
それを、どこか落ち着いてみている親友さんは歩いて行くようだ。

とても、綺麗まるで中学校の卒業式みたいだとちょっぴり寂しいちょっぴり懐かしい思い出に浸っていた。

ふと、風が吹き桜が私に舞った
その時に、顔を背けた
そして、風は止み目を開けるとそこに1人の男子が立っていた。



それが、彼の第一印象だった。
見ていて何だか儚く、そして桜を見ていて囲まれていて何だか男子だけど妖精みたいと思ってしまった。
だって、あんなにも可愛く微笑む彼がとても輝いて見えたのだから仕方ない。

声をかけようとも思ったが、あまり男子と話したことがなく馴染めていない私にとってさ難しかった。
そうしてうんうんとひとりで悩んでいると、友達が遅い、何やってんの走れ!とまた怒っていたので私は慌てて走り友達の所まで急いだ。

この出会いがいつの日にか付き合うということに発展するなんてまだ誰も知らない桜だけが知っている秘密の話