「千尋〜? ご飯よ〜。」 「今行くー。」 スマホが気になったけど ご飯中にいじったら怒られるから 部屋に置いていくことにした。 「お姉ちゃんどうしたの?」 階段を下りようとした時だった。 小4の妹の千代(ちよ)に 話しかけられた。 「え。」 「なんか暗い顔してるけど…。 なにか嫌なことでもあったの?」 そう言われた途端 目がジュッと熱くなった。 なによ、なんで涙が…。 誤解を解けばいいだけ。 たったそれだけ。 「大丈夫。 なんでもないよ。」