イス取りゲーム





一度芽生えた殺意はおさまらなかった。


もう、いいか。


抑える必要なんかないよね。


美咲は償わなきゃいけないんだ。


私はそれを手伝うだけ。


「美咲。」


「なによ。
まだ何か文句あるの?」


「あっちで横山 千尋と仲良くね。」


「え、ちょ、まってよ…。」


焦る美咲を無視してポケットに


隠し持っていたカッターを出し


鋭利な刃を美咲の左手首に


深く深く傷がつくように当てた。


「………ぎゃ……ぁぁあ!
血がぁ………!
…あぁああぁぁあ!
いだいぃぃいいぃいい!」