あの頃のように笑いあえたら

その日の昼休み、真子と咲苗を中庭でのランチに誘った。

モデルの仕事のことを話すためだ。

前髪のことはけっこうみんなに気づいてもらえた。

そのことで、もしかしたら他の子が先に気づくかもしれない。

噂話しとかになる前に、真子たちには知っておいてほしかったからだ。

私の仲がいい友達の中で、私の出ている雑誌を読んでいる子はいないと思う。

案外私の思い込みでみんな気づかないのかもしれないけど。

「あ、咲苗!こっち!」

中庭にはいくつかテーブルとベンチがあって、教室や食堂より人は少ないから話しやすい。

「あれ?みんな来てたんだ」

男子たちは、源に頼んで誘い出してもらっていた。

「たまにはいいな、外も」
「うん、そだね」