消え去ったのを確認すると少女は思わず嘲笑してしまった
?「この私が、素直に言うことを聞くわけないじゃない…フフッ…」
そう言うと、手鏡を再び手のひらの上に出した
?「やっぱり愉快だわ…醜い、よこしまな物に取り憑かれた人間が、暴れる姿は…」
?「でも、あの邪水晶…馬鹿な低俗雑魚が割って失くしたと思ったら…案外これでもよかったのかもしれないわね…」
「そうお思いになりませんこと?…様♪」
少女は頬を高揚させながら見えない相手にそう囁いたのであった…
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