藍が唱え終えると、手の上にいたモモの体が浮かび上がり、光に包まれてピンク色の宝石へと変わった





「モモ?!どうしよう!!なんで?」




すると宝石から声が聞こえた




「大丈夫!落ち着きなさい!こっからが大切なのよ!!」




そう言うと、宝石が桃色の光を放ち始めた




「タ-ゲットをイメージしながら私に息を吹きかけて!!」





藍が言うとおりに吹きかけると、宝石から光る紙が出てきたと思えば、すぐに外へ飛んでいってしまった





「ああ~!!ちょっとまって~!!!」





やっと予告状らしき紙が出てきたのに飛んでいくなんて…!





すると、モモの体がまた元の形に戻る





「大丈夫よ!あれで、届いてる筈だわ♪」




大丈夫かな…?と思いつつ、その日はすぐに眠りについた