声のした方向に近寄ってみると、
一匹の可愛らしい桃色のリスがいた




「可愛い~♡でもこのリス珍しい色…!」




月桃の葉をかじりながら、つぶらな瞳でこちらを見つめている




それから数秒間、この生き物を眺めているとまたあの小さな声がする




?「そんなに見られると恥ずかしいわ」




リスの口元がゴニョゴニョ動いたと思ったらどうやらこのリスがあの声の主らしい




「え?!いや、待って??うわぁ-!リスが喋った!!!!!」