桜にフられてしまった藍は結局真っ直ぐ家まで帰り、テレビを見ていたらすっかりと夜になっていた
藍「あ~もうこんな時間じゃん!」
外がすっかり暗くなっているのに、パパもママも帰ってきてない
それもその筈、両親共働きでかなり忙しい日々を送っている
夜は殆ど一人で夕食を済ませ、寝静まった頃に帰ってくる。
月の光が暗いベランダを照らしていた
はあ…思わずため息がでる
光に吸い寄せられるように、藍はつけていたテレビを消して、明かりが射し込むベランダへと足を運んだ
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