こんなアタシに恋してください。


「なーおくん!」

「あ、ヒカルちゃん!」

おばあちゃんちに暮らしてた時、

家が近いのと

幼稚園が同じで

いつも一緒にいた。


「おいっなおとぉっ」

「その泥団子おれっちのより

きれいだからよこせ!」

「そ、そんなぁ!」

取り合ってるうちに泥団子は

崩れた。