和樹君はまだ何か言いたそうな表情をしていたのでどうしたの?と言えば


「朝はごめん

化粧してるの初めて見て

もっと可愛くなってたから、焦った

化粧は、俺以外の前でしないで」


と、朝の事を謝ってくれたが


似合ってなかった訳じゃないんだ


良かった~と思い


目の前の和樹君にギュッと抱きつくと氷のように固まってしまったが


和樹君は優しく背中に手を回してくれた