日本の学校に通ってるのに、日本語が全くできないうちに卒業していくのはおかしいと横やりが入ったからだ。

英語で受けられると思ってたケンサクのような生徒は、パニックになった。

そのことに、なぜか伊都が向きになって対応しだした。

他のメンバーは落第すれば面白いくらいに思ってるのに、伊都だけは赤点を逃れるために、頑張ってくれている。


伊都が、すごいスピードで必死になって、教科書やプリントにに出てくる重要な語句をピックアップしてくれ、僕は電子辞書で意味を調べて言葉を覚えるだけだ。


赤点取ったら、マジでやばかったから、伊都に助けてもらって本当によかった。


スクール・カンパニー社のメンバーは、学校でいやでも目立ってしまっている。