ゴールデンウィークが終わり、最初の朝、伊都は久しぶりに家から学校へ行く。
たった一時間遅く出るだけなのに、ずいぶんゆっくりに感じる。
家のことは、陸と海の二人で、かなりの家事をすることができるようになっていた。
そのことも、伊都のやることが減った一つの原因だ。
朝御飯を用意して、お弁当4つ作るだけだなんて。
いつの間にか、自分のおしゃれというより、身だしなみに全然気を使わなくなっていた。
いつも気にかけてくれた、お母さんがいなくなって、忙しくて自分のことに構わなくなった。
たった一時間遅く出るだけなのに、ずいぶんゆっくりに感じる。
家のことは、陸と海の二人で、かなりの家事をすることができるようになっていた。
そのことも、伊都のやることが減った一つの原因だ。
朝御飯を用意して、お弁当4つ作るだけだなんて。
いつの間にか、自分のおしゃれというより、身だしなみに全然気を使わなくなっていた。
いつも気にかけてくれた、お母さんがいなくなって、忙しくて自分のことに構わなくなった。


