「お姉ちゃん!!!」

あ、。


「僕は優姫ではないよ瑠璃。」クス


部屋に入ってきたのはお姉ちゃんではなく枢先輩だった。


「あ、ごめんなさいっお姉ちゃんかと思って」


「大丈夫だよ瑠璃。瑠璃頭の調子はどうだい?まだ痛む?」


枢先輩は心配そうな顔をしてこちらを見ている


「あ!はい!大丈夫です!!」


「それはよかった。瑠璃はつよいね」



そういって枢先輩は私の頬に手をかざした


枢先輩のては大きくて気持ちがいい


私はその手に擦り寄るように動いた



「僕は君が欲しくてたまらない」



え?
私はボソッと何かをゆった枢先輩の言葉を聞き取ることが出来なかった


枢の瞳が一瞬目赤色になった気がした

枢は手を離した


私はキョトンとした顔で


「枢先輩?」


「何でもないよ瑠璃。じゃあ、お大事にね」


「はい!わざわざありがとうございました」


枢は私の部屋を出ていってしまった


枢先輩の手大きくてきもちかったな



分かってる
どんだけ私が枢先輩のことが好きでも

生きている世界が違うところ違うところだってことを


はぁぁ、