「何これ??すっごい・・女の子ばっかり!」
『N』の前に若い女の子の列ができていた。

窓から見える店内にも女子、女子、女子。
対応に追われる六車が見える。
ここが『N』でなければ若い女の子ばかりの状況に浮かれもするだろうが、よりによって『N』では、、
『これはヤバい』郷太は思った。


カウンターには忙しくくるくる動き回る七花が見える。忙しさにもかかわらず、顔がほころんでいるように見える。




郷太はこめかみを押さえつつ、とりあえず店内に入ろうと前に歩みでた。すると行列女子たちからの矢のような視線が一気に飛んでくるようだった。