とん、と抱き入れられる。
「もう大丈夫だ。」
逞しい胸のなか、お日さまの匂いをたくさん吸い込むと不思議と気持ちが落ち着いていくようだった。



いつの間にそうなっていたのか、、

あたし、一花といると安心するみたい、、





「、、、仲間って、、他にもいるの?」

もうこんな怖い思いをしなくてもいいように、確かめておきたくなった。

一花がくすっと鼻で笑うのが聞こえた。