吉田君の家に向かう途中私達の間に会話がない。 お母さんのバカ…!! 余計なこと言うから…っ… 「ごめん吉田君…っ…」 そう言うと吉田君は私の顔をパッと見る。 真剣な顔、その表情にドキッとしてしまう。 「ねぇ笹木さん…? いまは…好きな人いないって言ったんだよね?」 急に吉田君がそんなことを聞いてくる。 「うん? いない、よ」 今の私は恋愛していない…かな? ただ…吉田君にまた惹かれつつあるから… それだけは抑えたい……。