君以外いらない







教室の前まで来て息を整える。







少し緊張しながらも俺は教室のドアに手をかける。









教室を見渡す。







真ん中の列の一番後ろに座る女の子。







その子もまた教室の中をキョロキョロと見ていた。










不意に見えた顔。







ドクンッと胸が音を立てる。

















昔とあまり変わらない顔立ち。







…いや少し大人びたようにも思う。








短かった髪の毛は少し長くなっている。











俺がずっとずっと会いたかった人…