｢あー！





りんちゃん、ひなたくんとピッタリ机つけてるー！｣








クラスメイトの大きな声が聞こえて一斉にみんなの視線が向けられる。







その言葉に俺はカァッと顔が熱くなるのが分かった。








ザワザワと騒ぎ始める。







更に1人の男子生徒が…










｢もしかしてこの2人好き同士なんじゃねー！？｣












そんなことを言うから、幼かった俺はついムキになって…








自分の気持ちとは全然違う言葉を発してしまう。







ガタッと立ち上がり…






大きな声で…




















｢はぁ…？こんなやつ好きなわけねーじゃん！｣










思ってもいない言葉を口にしてしまった。