君以外いらない







なんてことを言ってるんですか…








「い…いま離れるから…


手……」








そう言うと吉田君は更にグッと力を入れた。









「だって俺がこの手離したら笹木さん動いちゃうでしょ?」








なんて吉田君は私に近い距離でそんなことを言う…







だって吉田君が不自然だったから…








気になっちゃうじゃん…









「動かないなら離してあげる」








そう言う吉田君は私の髪をもう片方の手で撫で始めた。








ドキドキが更にまして私はきっと顔が真っ赤だ…









早くこの状況から逃げたい…













「わ…わかった……から…





離して、ください…」