あれ…
じゃあそうじゃないなら…
「じゃあどうして動かないでとか言ったの…?」
疑問はここだ…。
そういうの持ってるのがバレたくなくてならわかるけどないなら…
なんでなんだろう…?
「……秘密」
そう言った吉田君の手元がサッと1枚の写真を隠したのを私は見逃さなかった。
なんかいつも落ち着いてる吉田君がこんなにも乱れるなんて…
怪しい……
「ごめん吉田君…!!」
気なって気になってしょうがない私はスッと立ち上がる。
その瞬間吉田君は、あ!!と言う顔をして…
「だ…ダメだよ笹木さん…っ」
吉田君も立ち上がって私が吉田君に近づくのを止めようとする。
「だって…いまなにか隠し……っ!」
隠した、そう言おうとした時自分のスクールバッグにつまずいてよろけてしまった。
ドサッ…

