君以外いらない









「ど…鈍感…?」









急にそんなことを言う吉田君。








よく意味がわからなかった。











「男は狼なんだからね〜?


キスしながらそんな事言われたら…」









途中まで言って抱き締める力が強くなった。









「う、うん…?」









いまいち吉田君の言ってる意味がよくわからない。








「まだ笹木さんは知らなくていいね。」









クスクスと笑う吉田君はなんだか嬉しそうだった。












「俺は笹木さんのこと大好きだよ」










吉田君の言葉に私の胸には何かがグサッと刺さったような気がした。












「俺以外の男に惚れたら、その時は本当に許さないよ」










吉田君がそんなこというから…










私も吉田君の真似をして…


















「わ…私も…ゅ…許さない、です」












同じ言葉を返してみた。