あんな可愛い子の彼氏がこの学校にいるのかな…?
きっとその彼氏は幸せなんだろうな…。
そう思いながら私はその子にお辞儀をして校門を出る。
校門を出て左に曲がって少し歩いた時に声が聞こえた。
「ひな!」
その言葉にフッと振り返る。
ひな?
そう言ったのは私に話しかけてきた女の子で…
彼氏じゃなくて女の子の友達待ってたんだ。
そう思った時に視界に入る人。
「なんで来てるの彩音(あやね)」
その声と視界に映る人を見て私は固まってしまう。
あの女の子…彩音ちゃんが待っていたのは…
吉田君のことだったんだ…。

