君以外いらない







3限目の授業が終わった頃聞きなれた声が聞こえる。








「笹木さんおはよ、今日一緒に学校行けなくてごめんね」











吉田君はいつもと変わらない様子で…







こんなの……聞けるはずない……。









「あ…う、ううん…大丈夫」









ハハハッ…と思いっきり作り笑いをしてしまう。







ちょうど吉田君は鞄を弄っていて私の顔は見てなかったから大丈夫。








どんな顔して話せばいいんだろう…。









「な…なんか用事でもあったの…?」








遠回しにしか聞けない自分に腹が立つ。








本当は女の子といたのいたのか聞きたいのに…












「うん、ちょっとね朝用事があった」








ヘラッと笑う吉田君に何故か悲しくなった。