「………ごめん…。」
息を整える私の耳に聞こえたのは吉田君の謝る声。
なんで…吉田君が謝るの……?
「こんな形でキスしようなんて考えてなかった…。
無理矢理するなんて俺も…水野君と変わらないね…。」
いつもの優しい声の吉田君。
「わ…たしは……
吉田君にされるならどんな風でもいい……。」
そう言うと吉田君はゆっくりと目を開く。
だってこんなにも大好きな人なのに…
どんな風であれ吉田君にされるのなら嬉しいことに変わりはない。
「私は…吉田君じゃないとやだよ……。」
そう言って私は自分から吉田君に抱きついた。
きっと吉田君はいつもこんなことしない私に驚くだろう。

