君以外いらない









「なんで…キスされた…?」














私を壁に押し付けたまま吉田君は俯いている。










「っ……遅れそうになると思って…


吉田君に連絡いれようとしたら止められちゃって…っ…」











さっきあった事を全て言おうとしても何故か流れてくる涙が邪魔してうまく喋れない。












吉田君は私の肩を掴んでいた手で私の後頭部を掴む。








「こんなに余裕なくなるなんて思わなかった…」










そんなことを口にして…















「んっ…」











私の唇に自分の唇を押し当てる。