「え…?」
細かい作業は嘘…?
「ただこの用紙を3枚束ねて角ホチキスで止めるだけだし…」
水野君は落ち着いた声で一言一言話す。
担任が置いていって用紙の山が机に乗っている。
「本当はただ、笹木さんと一緒にいれる口実が欲しかったんだよね」
そんな言葉を言われて、私は不覚にも少しドキッとしてしまった。
よ…吉田君ごめんなさい…
水野君が好きとかそういうんじゃなくて…
言いなれてない言葉にドキッとしただけだからね…っ!
「あ、でも…こんな量だし…
2人でやった方が早いよね」
思ったらそんなことを口にしていた。

