君以外いらない

















あれから2日目、吉田君の気持ちを聞けるまで残り1日となった。









私と吉田君の間には少し緊張感があるように思える。






「…帰ろうか笹木さん」







ちょっとぎこちない笑顔を見せる吉田君。









この笑顔は私が気持ちを伝えてからよく見るようになった。







その笑顔を見る度に胸がギュッと苦しくなる。









「ご…ごめん吉田君…




ちょっとトイレ行ってきていいかな……」









少し一人になって気持ちを落ち着かせよう…。









吉田君にそう伝えると私は急いでトイレへと向かう。










好きだなんて伝えるべきじゃなかったのかな…







伝えてから吉田君様子変だもん…。








ジワッと目頭が熱くなり涙が出そうになる。








ずっと友達のままいれた方がよかったのかな…










今の私達の間には距離があるように感じてしまう。









もう1度…








笹木さん笹木さんって優しい笑顔を向けてくれることはないのかな……。