君以外いらない









「気にするなとか無理だから」








私今…吉田君に抱き締められてる…?







「なんなのそれ…




なんで先に笹木さんが言っちゃうかな……」









ボソボソと吉田君はよく意味のわからないことを口にする。







私は恥ずかしくて早くこの場から立ち去りたいのに…







吉田君が離してくれない。











「ねぇ笹木さん。」








耳元で名前を呼ばれてビクッとする。







声を出すのが苦しくて私は頭を縦に振った。










「本当に俺が好き?



嘘じゃない?」









うん…本当だよ…。







私は吉田君のことが好き……。










今度は大きく頷いた。