君以外いらない







「私!!



吉田君のことが好きなの!!」








自分でもビックリするくらい大きな声で…






しかも唐突に。






吉田君の顔が見れない…。








「私にとって吉田君の嫌なところはないです。


誕生日お祝いしてくれた時も、このネックレスくれた時も物凄く嬉しくて…

いつ気持ちを伝えようか悩んでたけど全然伝えるタイミングがわからないし…


こんなこと初めてだから……」








思うことを話しても吉田君からの返事はない。







吉田君………?









チラッと吉田君の顔を見ると、物凄く驚いた顔で固まっていた。









やっぱり私が好きだなんてビックリするよね…







「っ…ご、ごめん…



本当に気持ち伝えられればよかったから…


気にしないでほしい…です…」









私はその言葉を言って後退る。





公園の砂が、ローファーと擦れてジャリっと音がする。








「そ、そういうことだから…





今日は…私、帰ります……」








きっと今の私の笑顔は引き攣ってる。








思ってた以上に吉田君は反応を示さなかった。







「じゃあ…バイバイ…」















そう言って私が吉田君に背を向けると後ろからフワッと吉田君の香りに包まれた。