君以外いらない








「吉田君は泳げるの?」







プールの中で軽く動きながらそんなことを聞く。







「うん?
一応、泳げるよ」






フッと笑う吉田君。






その表情は水に濡れていつにも増して色気がある。







ドキドキドキドキと心臓がうるさい。









「へ、へぇ〜っ…すごいね!


私全然泳げない」







ドキドキしてるのがバレませんように…









「泳げなくても大丈夫だよ。



それにこうやって楽しめればいいしね」









そんな優しい言葉をかけてくれる吉田君にキュンッとした。