君以外いらない









更衣室を出たのはいいけれど…








みんなの視線が痛くてうまく歩けない…








「吉田君どこだろう…」








キョロキョロと吉田君の姿を探す。








するとちょっと離れた所にあるコンクリートの壁に寄りかかる吉田君の姿。






いた…







早く行かないと…!







吉田君どんな反応するだろう…







可愛い…って…







褒めてくれるかな…?







ペタペタと少し小走りしながら私は吉田君へと近づく。








緊張するけど…







そう言う場所だもん…っ…









「ょ…吉田君…!」









吉田君に声をかけるとフッとこっちを見る。








そんな吉田君の顔は笑顔じゃなくて驚いた顔だった。