君以外いらない







「へっ…ぅ…ええ!?」








…やってしまった……。






上野さんに対して変な声を出してしまいました。










「いつも一緒にいるから仲いいし、最近笹木さんの顔がぽわーんてしてるからさ」








クスクスと笑う上野さん。






もしかしてバレてる…!?







「あっ…こ、このことは秘密にしてください…」






私がそう言うと上野さんはニコッと笑って…









「もちろん!

内緒ね」







上野さんは人差し指を鼻にあててそう言ってくれた。









「雫ー?


早く行こー!」








上野さんを呼ぶ声が聞こえる。







「あ、じゃあまたね笹木さん!



今度また話そうね〜っ!」







ブンブンと私に手を振ると、呼ばれた方へと元気よく走っていった。









なんだかすごくパワフルな人だ…。







それに優しそう…。








いつの間にか更衣室に残るのは数人になっていて私は急いで更衣室を後にした。