「全く…
菻は陽向君のことどう思ってるの?」
お母さんはなんだか呆れ気味で…
吉田君のこと……
「誕生日になんとも思ってない人と一緒に、しかも彼の家でケーキ食べるの?
それになんとも思ってない人から貰ったプレゼントで、喜ぶの??」
お母さんの言葉が心に刺さる。
そうだ…
確かに私嫌いな人だったら絶対ついて行かないし…
「それになんとも思ってなかったら…
そんな風に悩んだり、相談聞いて欲しいなんて思ったりしないと思うけどね」
お母さんは呆れた顔じゃなく、優しい顔で私を見た。
「じゃ…じゃあそれって……」
私、吉田君のこと好きなのかな?
そう聞こうとしたら…
「後は自分で考えて、その答えをだしてみなさい?
菻が陽向君に対しての感情がなんなのか…ね?」
お母さんはそれだけ言うと…
「お母さんは今からご飯作るわ〜っ!」
上機嫌に立ち上がり台所の方へ向かう。
向かう途中クルッと振り返って…
「陽向君が他の女の子と付き合ったらどう思うのかを考えるのが一番簡単かもしれないよ」
フフフッと笑ってお母さんは台所へと行ってしまった。
吉田君が…他の女の子と………

