君以外いらない







「なんで…?」








ムスッとしたような顔で菻は陽向の顔を見る。






「そ…れは…」







うっ…と陽向は言葉に詰まる。







そんな陽向を見て菻は…








「やだ…離れない…」








ギュッと更に力強く陽向に抱きついた。







「っ…」







陽向は目を思いっきり瞑る。










「りん、ひなたくんすき」









ヘヘヘッと笑う菻と固まる陽向。









「それ……





ほんとう…?」











思わず聞き返してしまった陽向は、顔を濁す。