君以外いらない








「なんでダメぇ…?


りん熱くて苦しい……」







私の腕を掴む吉田君にもうひとりの私がそんなことを言う。








「…!


もしかして…」






吉田君はジュースを手に取り1口口に含む。







その瞬間、ハァッと溜息をついた。











「ごめんね笹木さん。


こうなったの俺のせい」







申し訳なさそうに吉田君は謝る。







なんだか私…





熱さでやられて意識が…………










「ひなたくんのせい…?」








菻は陽向の言葉に?マークを浮かべる。








「うん…笹木さんが飲んだジュース、お酒だった」








陽向の言葉に菻はにこ〜っと笑い始める。







「すごーくおいしかったぁ…」