「侑李!!!」
「っわ…ちひろ?」
「あのね!侑李は、弟である以前に私の大切な初恋の人。
でも…今は瑠羽しか見えてない。
だから元には戻れない?」
「…………………わかってる。
だから一つだけ言いたい。
俺は、ちひろが好きでした。」
「ありがとう。ごめんね。」
「ありがとう。振ってくれて!スッキリしたわ。」
…まえはたぶん侑李の気持ちを聞いたら嬉しくて泣いてたかも。
でもね?私は瑠羽が存在する限り瑠羽以上の人は見つけられないの。
「ごめんね」
ボソッと呟いた