‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥間に合ったのか?





分からない。









僕は目を開けた。









目の前には今にも泣いてしまいそうな顔の花宮の姿があった。















「‥‥‥‥‥‥‥‥何で、何で飛び出してきたのよ。






死ぬかもしれなかったのに!バカ!!」















「ご、ごめん。




君だけは助けたかったから‥‥‥‥‥‥」















僕は花宮に謝る。










今気づいたのだが、僕は胸元の所を切られていたみたいだ。










ナイフは小さかったので死ぬこともなく、そんなにひどい傷にもならなかった。










だが、大井が切らずに突き刺していたらヤバいことになっていたかもしれない。










今ごろ恐怖を感じ始めた。















「ぼ、僕は悪くない!





お、お前がいきなり出てくるからだ!!!」















大井は僕の傷を見て、動揺している様子だ。








今なら大井の暴走を止められるかもしれない。











そう思った時だった。











食堂にいた仮面をつけた人がこっちに走ってきているのだ。













手には大きな鋭い鉈を持っている。












そして走ってきた勢いで大井の頭をその鉈で縦に切り裂いた。











真っ二つに。















「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥っ!




き、きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」















ただのジャンケンDeath(デス) 一日目




まだ、悲鳴は絶えない





















✊✌✋TIMES(ジャンケンタイム)
















最初はグーーーーーーーーーーーー!














ジャーーーーンケーーーーン









































































チョキーーーーーーーーーー!!