「…もっと早く話していれば良かったな。こうなったのは私の責任だ…」 (お父様辛そう…ご自分を責めているんだわ…) ションボリと耳を下げて項垂れる子猫にキュリオの声が降ってくる。 「お前は優しい子だね…本当にアオイを見ているようだよ」 「……」 (私は優しくなんか…ない、いつも自分のことばかりで…) と、言葉を交わすことも叶わず、ただ時間ばかりが過ぎようとしていく中で… 「…キュリオ様、お客様がお見えです。お会いになられますか?」