わたしがあなたを愛した証拠

「あ・・・いや、なんでもない」


神様は少し切なそうに呟いた


それから、深く深呼吸をして私の方に目をむけ聞いてきた


「心愛・・・後悔はないかい?」


わたしが戸惑っていると、こう続けた


「本来、起こってしまったことを変えてはいけない。
もちろん、時間を戻すことは罪だ
今回は特別に行っていること・・・それを知っておいてほしい」