「死んでないって、血だらけじゃん」


立夏は顔を青白くさせ、今にも倒れそうだった


「なんで、遥輝くんは傷だらけなのになんで
あんたは無事なの?」


「そ、れは・・・」


「・・・ろし」


立夏が何かをつぶやいた


「えっ?」


「人殺し!
あんたが遥輝くんを殺したんだ!」


その時の立夏の顔は恐ろしかった


今にもわたしを殺しそうな目をしていた