騒然とした空気の中、聞いたことのある
声が聞こえた


「は、るきくん?」


わたしは声の聞こえた方向をむいた


「・・・立夏」


「ねぇ、なんで遥輝くんが死んでるの?」


「死んでなんかいないっ!!」


思わず、わたしは叫んでしまった