彼に彼女の連絡先を教えたら、
彼はありがと。って笑ってくれて。
その笑顔がやっぱり少し可愛くて。
きらきらと見えて。
どーしよう。好きだなぁ。
って思った。
当たり前だけど、
そんなわたしの気持ちとは関係なく、
彼と彼女のやり取りは
その日から始まったんだと思う。
どんなやり取りをしてるか、
もちろん気にはなったけど。
彼に聞けるはずもなくて。
彼女にもなんだか聞けなくて。
でも、彼女から時々だけど、
彼の話が出てくるようになって。
英語のクラスで
たまに話せるか話せないかのわたし
と
ほぼ毎日やり取りをしている彼女
その差はどんどん開いていて。
彼女から聞く彼の話は
知らないことばかりで。
「へー、そうなんだ!」
って彼女に言っているうちに、
時々悲しくなるわたしがいて。
仲良く、しているんだなって。
ちょっと羨ましくて。
すごく羨ましくて。