執事〈♀〉は狼たちに恋をする




ここからは、私1人 ! ?


誰も助けてくれない ! ?


「鳩場さんがいなくてもやっていけるでしょうか... ? 」


「大丈夫ですよ。それに拓海様が一緒です」


そう言って鳩場さんが、チラッと拓海くんを見る。


それが逆に不安なんだよぉ...とは言えず、私はしぶしぶ鳩場さんを見送った。