普通の感覚を持っていればいい気はしないだろう私の言葉を聞いても、変態どこ吹く風で悦に浸り顔を赤くする。


呼吸止めろ変態


これ以上人様に迷惑を掛けるようなら人気のないところで召されればいい。てか召されろ。




「君に溺れて窒息します!人工呼吸してくださいはぁはぁ」


「意識混濁、呼吸問題なし。別室に運べ」


「愛を確かめ合う部屋だね!?」


「生徒指導室だ罰せられろ」




得意教科は保健体育って何時代のギャグだ


ドラッグとかハーブとか、ダメ、絶対!


それに手を出す勇気があるなら、お前をそうさせる現実ぶっ潰せよ


私もノイローゼにならないためにあと変態殴り倒すからさ、勿論正当防衛で。




「レミってお菓子で釣れるかな?それとも色鉛筆か?」


「私はどこの小学生だ、そして周りを見ろ」




変態……最近心の中で松田君を変態としか呼ばなくなっている、だと?


まぁいいか、


善意の塊、マイクラス委員長が変態に蹴りを入れながら生徒指導室に連行。心の中でスタンディングオベーション


一方で「俺に暴力振るっていいのはレミちゃんだけだ」とか私をドS設定に仕立て上げようとする変態


生徒指導室なんて生ぬるい、焼却炉へ突っ込め委員長




そしてサァヤは諦める様子もなく、私に勉強を教えさせる策を練ってる。


そんな暇があるなら勉強しろ、そっちのが近道だから



……連携が取れているようで取れていないクラスに、心のツッコミが追い付かない。