それからメンバーのみんなとは解散して、あたしは智哉くんの家にお泊りすることになった。







「あいつらほんとうるさいでしょ?(笑)ごめんね?(笑)」





ごめんね、と言いながら愛おしそう。






「んーん。すごく楽しかった!




最初は緊張しちゃったけど、やっぱみんなTVやライブと全く変わらない。





いい人だし、仲良しだし、ファンとして嬉しかったな」





「真央は本当にSKYが好きだね」






「うん、大好き」





優しいふにゃっとした智哉くんの笑顔はあたしの心を弾ませる天才。






「真央、おいで」





いきなり甘くなる雰囲気に解けた緊張がまた戻ってくる。







「んー、やっぱ落ち着くなあ」





「あんまり匂いかがないで…」





ハグをしながらあたしの頭の匂いをかぐ智哉くん。





お風呂入ったあとだけどさ…





「落ち着く。真央の匂い。好き」






日頃の疲れも吹っ飛ぶわーって言う智哉くんはまるで