「もう少し、寝ようか」 鼻と鼻が付きそうな距離で、笑い合う。 「私の声で、起こしちゃったよね」 「そんなことないよ」 「ほんとに、ごめんね」 そう言えば、彼は困ったように笑って、首を横に振った。 「...おやすみ」 「おやすみ」 手を繋いだまま、私達は意識を手放した。