彼のキスで魔法少女になりました⁉︎

目を解放する。

翔太の手首のマークをみたとき、
目のような形だな、とは思った。

まぁ、たいした説明が無いということは、
そこまで重要なことではないのだろう。


「ダメなのか?じゃあどうすればいいんだ?」

翔太が私と同じ疑問を口にする。


「儀式を行います。解放するだけで変身してしまっては、もし不意にチョーカーやリストバンドがとれてしまったときに困りますから」


儀式……。
あれ、さっきも儀式って言葉聞いた気がする。


「先ほども言いましたがあなたたちの場合は、キスですね」



「「はぁっ⁉︎」」


え?キス?それが儀式?
確かに、うん。
そんなこと言ってたな。

つまり……ううん、理解したくない。


「このリストバンドを外して、キスをしないといけないってことか……?」


あぁ、もう、言わないでよ。

「その通りです」


前言撤回。
この格好は受け入れたくない。