静side 『ありがと…!』 そう真っ赤になって呟いた舞の顔は、 俺しか見れない、 俺だけのモノだと思うと、 たまらず舞の唇に自分のを重ねた。 「ったく…玄関前でチューとか…週刊誌に気をつけなさいよー?」 鈴は呆れながら車に鍵をかけた。 「俺は別にいつバレても構わねえよ。」 「……『滝沢静は』、でしょ?」 「……まあな。」 今回のことでマイはまだちゃんとしたデビューを飾っていない。 そんな大切な時に報道されて変なイメージをつけられたら大変だ。